Haskell

金融工学の計算(1)〜ディスカウントファクター(DF):Haskell編その3

前回、Haskellで引数をそれぞれ割り当てて表示するところまで行きましたが、今回は計算までやってみたいと思います。DFの式は、 でしたね。では、Haskellで利率と期間を引数を取って計算式を作ってみましょう。df.hs import System main :: IO () main = do …

コマンドライン引数とgetArgsの謎

DF計算は一服して、前回頂いたコメントについて。by nさん main = putStrLn . unwords =<< getArgs これは、引数をそれぞれ出力する、という機能を実現しますが、よくわかってない私は、「なるほど、そんなもんか」と思っただけでした。 でも、よく見るとこ…

金融工学の計算(1)〜ディスカウントファクター(DF):Haskell編その2

前回のエントリーでは、DFを求める以前に、Haskellの引数の扱い方でてこずってしまったので、「引数とってみました」までしか行きませんでした。df_args.hs import System main :: IO () main = do args <- getArgs putStrLn $ concat args すると、こんなコ…

金融工学の計算(1)〜ディスカウントファクター(DF):Haskell編その1

まずは前々回と前回のおさらいを。 年のDFは、 リスクフリー金利を とすると、 と表せます。また、Rubyでその内容を表すと、 df.rb def df(r, t) 1 / (1 + r) ** t end となります。そのテストは、前回の丸めるメソッドを使うと、 df_test.rb require 'test/…

Haskellの日本語情報源

Haskellの主な情報源を簡単に集めてみます。今回は本家以外は日本語のものです。 ポータル系 何か困ったことがあれば、こちら。 Haskell - HaskellWiki - まずは基本の本家 Programming in Haskell - 日本語の情報源としては、ここ! Haskell本の著者のページ…

GHCによるHaskellの3つの実行方法とHello World

昨日のエントリーでHaskell処理系であるGHCをインストールしたので、実際にこれを使ってみましょう。まずはオーソドックスに、ソースコードを作成してコンパイルしてみます。(Haskell本 P.17)hello.hs main = putStrLn "Hello, World!" コンパイルして、実行…

Haskell処理系GHCのインストール

JRuby本が進まないため、今日もHaskellネタです。(というか、昨日Haskellネタを書いたので、1日Haskell本を読んでしまいました。。)Haskellを使うために、一般的に使われているHaskellの処理系、GHC(Glasgow Haskell Compilation System)をJRubyと同じよう…

Haskellの初心者向け参考書

今日はJRubyは少しお休みして、Haskellについて書きます。Haskellは関数型言語の雄として、さらに難しいことで有名ですが、最近Haskellに触れる機会があり、本格的に勉強してみようと考えています。 そこで、Amazonで検索して、評判がよさそうだった本を買っ…