RubyKaigi2日目に参加してます:その1

今、つくばの国際会議場に来ています。
たまたまチケットが手に入ったので、直前で日本Ruby会議2008に参加することができました。
初めてですが、リアルタイムレポートをやってみます。

matzを説得する方法 (田中哲さん)

Ruby言語自体はMatzを説得しないと、新しい機能とかは入れられないけど、Matzを説得するのは難しい。どうすればMatzを説得できるの?という話。
わりと正攻法でやると、難しいのでツボをつくといいらしい。(大きな変更にならないとか、既存環境との整合性とか)

Rubyのリファレンスマニュアル 2008・初夏 (青木峰郎さん)

いろいろ本でお世話になっている青木さんです。ふつうのHaskellとか。想像したよりも、かなり違う感じの人でした。(もっとゴツいオタク系の人を想像していた。。)
書籍を書く人のための、ReVIEWというオーサリングツール(青木さんのSubversionサイトから取得できるらしい)を作って、今までは青木さんしか使っていなかったけど、今回独習Javaで使われた、とのこと。おもしろそう。もし本を書く機会があれば、使ってみたい。
Rubyの新リファレンスドキュメントはかなり整備されていて、組み込みライブラリの半分くらいをすでにカバーしている(soap,tk以外)とのこと。青木さんのサイト他で公開されているらしいので、公式のほうばっかり見ているひとはこちらも参照するといいかも。

The future of Ruby in Mac OS X (Laurent Sansonetti)

Laurentは、AppleMacRubyをいろいろやっている人。RubyCocoaは、RubyでObject-Cベースのアプリを書けるフレームワークだけど、proxyオブジェクトベースなので、オブジェクトをRuby側とObjC側で二重管理になり、GCなどで問題になる。
そこで、MacRubyというものを作った。MacRubyは、RubyとObject-Cをダイレクトに結び付けて、RubyコードでObjCコードを作ることができる。そのため、パフォーマンスがよくなる。

さらに、昨日から作ってたらしいのだが、HotCocoaというライブラリ(320行くらいらしい)で、Rubyの文法で簡単にUIを作れるようにしようとしているらしい。非常に面白そうだったが、もちろんMac専用。でも、Mac欲しくなった。。


とりあえず、最初の時間帯のセッションでした。