RubyKaigi2日目に参加してます:その2

お昼を食べてから、午後最初のセッションです。

REST信者からみた Ruby on Rails 2.x (山本陽平さん)

RESTful Webサービスの監訳者。日本のREST業界?では代表的な人のよう。RESTといえば、Statelessだからいいのだ、と思っていたけど、RESTで重要なことは4つあって、Addressable(アドレス可能性)やConnectivityという属性が、より大事らしい。
RailsのREST機能は、シンプルでいいんだけど、URLとコードを分離したりいいんじゃないかとか、url_forはいいんだけど、もうちょっと意味的なものが付加できないか、とかあるんだけど、でも全体的にはRailsはRESTfulだよね、という話。
RESTは奥が深いなぁ、と思いました。

Real-World Enterprise (大場光一郎さん・高井直人さん)

CTCの人たち。今回おそらく唯一スーツを着てきた人たち。(会場で流れているIRCでは、スーツは「コスプレでは?」との声)ふたりとも、オープンソースとかRubyの書籍とかで有名な人。
CTCでは、もうすでに結構Rubyで売り上げを上げているらしく、どうやったらEnterpriseでRubyを使えるのか?という話だった。
SIでRuby導入のコツは、Java+ちょっとRubyとか。あと、会社の偉い人をパトロンにしてしまう、とか。
内容はRubyKaigi全体から見るとかなり浮いてたのだが、二人が掛け合い漫才のようで、面白かったです。
JRubyはまだ案件化できてないらしいけど、質問のときに「エンタープライズにはCRubyはインターネットで、JRubyはインターナルで提案したい」とのこと。確かにその通りかと。


思ったより、役に立つセッションが多いです。これでチケット代5000円は、かなり安いと思います。