2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

iKnow!のブログパーツがはてなに貼れない件について

前回のRuby会議のネタは、ほかの記事と比べてアクセス数からみても大変好評だったんですが、そのスピーカーのひとりでもあるZevさんたちが運営しているサービス、iKnow!のブログパーツがはてなに貼れない、という問題にぶち当たりました。しかも、はてな側の…

RubyKaigi2日目まとめ

昨日のRuby会議2日目は、会場からリアルタイムレポートをやってみたわけですが、iKnow!のZevさんプレゼンの補足と、各プレゼンター、内容の補足リンクを貼ります。 Zevさん 実は先週木曜日に開かれたNinJavaで、Zevさんのプレゼン(のリハーサル)を聞いて…

RubyKaigi2日目に参加してます:その4

最後まで行きます! Using Ruby to Build a Scalable Startup (Alex Kane, Tunecore.com) Tunecoreという、アーティストがiTunesなどに曲をアップするサポートをするstart-upのfounder。Railsを使っているので、それをどうやって会社ごとscale upできるか、…

RubyKaigi2日目に参加してます:その3

14:40からのセッションです。3つあって、どのセッションもRubyの応用的なセッションでした。 Developing and scaling iKnow! (Zev Blut) スピーカーのZevとは、NinJavaという集まりを通した個人的な知り合いなので、今回は彼のセッションを聞きに来た、とい…

RubyKaigi2日目に参加してます:その2

お昼を食べてから、午後最初のセッションです。 REST信者からみた Ruby on Rails 2.x (山本陽平さん) RESTful Webサービスの監訳者。日本のREST業界?では代表的な人のよう。RESTといえば、Statelessだからいいのだ、と思っていたけど、RESTで重要なことは4…

RubyKaigi2日目に参加してます:その1

今、つくばの国際会議場に来ています。 たまたまチケットが手に入ったので、直前で日本Ruby会議2008に参加することができました。 初めてですが、リアルタイムレポートをやってみます。 matzを説得する方法 (田中哲さん) Ruby言語自体はMatzを説得しないと、…

金融工学の計算(2)〜連続複利のディスカウントファクター(DF):理論編その2

前回、年複数回の利払いがある場合のDFについて、年n回の利払いがある場合は、と表せるところまでやりました。では、この利払い回数を限りなく多くした場合(あまり現実的ではないですが)どうなるでしょう。ここで、は、自然対数の底の定義 の変形で、です…

金融工学の計算(2)〜連続複利のディスカウントファクター(DF):理論編その1

今日からはまた、新しいネタをRubyとHaskellで実装してみます。とはいっても、ネタはまたディスカウントファクターです。前回まで使っていたディスカウントファクターは、というものでしたが、実はこれは、利払いの頻度については年1回払いの複利、と決めて…

Rails 2.1.0でgettextを使えるようにする

最近、gemでRuby on Railsを入れると、長らく2.0.2だったのが2.1.0にバージョンアップしています。しかし、これを入れるとなぜかgettextが使えなくなってしまいます。。 gemで入れたgettextの最新バージョン1.91.0だったのですが、どうやらRails側のインター…

金融工学の計算(1)〜ディスカウントファクター(DF):Haskell編その3

前回、Haskellで引数をそれぞれ割り当てて表示するところまで行きましたが、今回は計算までやってみたいと思います。DFの式は、 でしたね。では、Haskellで利率と期間を引数を取って計算式を作ってみましょう。df.hs import System main :: IO () main = do …

JRuby 1.1.1のバグとJRuby 1.1.2のリリース

Haskellの実験を続けながら、実は裏で(というか本業で)JRubyでの開発もやっているんですが、JDBCドライバを使ってoracleに接続しようとして、どうしてもこのようなエラーが出てうまくいかない状況でした。 java.lang.NoSuchMethodError: org.jruby.Ruby.newF…

コマンドライン引数とgetArgsの謎

DF計算は一服して、前回頂いたコメントについて。by nさん main = putStrLn . unwords =<< getArgs これは、引数をそれぞれ出力する、という機能を実現しますが、よくわかってない私は、「なるほど、そんなもんか」と思っただけでした。 でも、よく見るとこ…

金融工学の計算(1)〜ディスカウントファクター(DF):Haskell編その2

前回のエントリーでは、DFを求める以前に、Haskellの引数の扱い方でてこずってしまったので、「引数とってみました」までしか行きませんでした。df_args.hs import System main :: IO () main = do args <- getArgs putStrLn $ concat args すると、こんなコ…

金融工学の計算(1)〜ディスカウントファクター(DF):Haskell編その1

まずは前々回と前回のおさらいを。 年のDFは、 リスクフリー金利を とすると、 と表せます。また、Rubyでその内容を表すと、 df.rb def df(r, t) 1 / (1 + r) ** t end となります。そのテストは、前回の丸めるメソッドを使うと、 df_test.rb require 'test/…